未経験からWebデザイナーに転職した僕がとった5つの行動

未経験からWebデザイナーに転職した僕がとった5つの行動
2020年2月4日

こんにちは。Webデザイナーの増田右京です。

僕は全くの未経験からWebデザイナーへ転職しました。最初は不安も多かったのですが、あのとき行動してよかったなと心から思います。そしてWeb業界が盛り上がっている現在、昔の僕のような境遇の方も多いかと思います。そんなあなたのために、僕が転職するためにしてきた5つの行動を紹介します。

1. Progateで学習

Progate(プロゲート)とは?

https://prog-8.com/

Progateとは無料でプログラミング言語を学ぶことができるWebサービスです。

Webデザイナーになりたいなって思ったらまずやっておいて損はないでしょう。もはやWeb初学者の正義の味方です。初心者でも勉強しやすく、飽きさせないように可愛いイラストなど取り入れるなどの工夫がされています。

あまりに分かりやすくて進めているうちに、「あれ?俺結構才能あるんじゃ?」みたいな気持ちになります。ここで過信すると後々痛い目に合いますが…。

とりあえずやってみた

やったのは以下の2コース

  • HTML & CSS コース
  • jQuery コース

僕は転職に急いでいたので、スピード優先でこの2コースしかやっていません。時間に余裕のある方は、

  • JavaScript コース
  • PHP コース
  • Sass コース

もやったら良いと思います。僕は転職した後にやりました。

Progateは最初は無料です。コースを進めていくうちに有料になりますが、月額1000円ほどです。個人的には参考書を買うよりオススメです。本を読みながらPCをいじるのが抵抗あるんですよね…。

2. いざ、就職活動

この後すぐ企業に履歴書を送ったりしていました。でも書類選考が通らなくて凹んでいました。

今思えばただのアホですね。

この時ProgateをやってすっかりWebデザイナー気取りだった僕は、実績も無しに求人に応募していました。

よく求人に”未経験OK”みたいのあるじゃないですか?あれは嘘です。あれに隠された本当の意味は、

“未経験OKだけど、プライベートでWebサイトとか既に作ってる人ね!”

です。大体の制作会社では即戦力が求められます。みんな忙しいので0から1は教えてくれません。なので自分はこれくらいできます!ってのが証明されないと、ほぼ100%落とされると言っても過言ではないでしょう。

実績なしで就職活動をするのは、戦場に丸裸で突っ込んでいくようなものです。すぐ撃たれてしまうので辞めましょう。

それに気が付いた僕は、初めて0からサイトの立ち上げを計画します。でも、サーバー周りやドメインの設定などWebサイトを公開するにはまだわからないことが多かったのです。

3.TechAcademyを受講

TechAcademyとは?

https://techacademy.jp/

キラメックス株式会社が運営するオンラインプログラミングスクールです。

オンラインスクールなので、

  • 一週間に一回の現役デザイナービデオメンタリング
  • チャットで質問し放題

などと言ったProgateにはない初学者には嬉しい特典付きでした。

しかし、料金がお高いです。4週間で139,000円です。僕はそんなこと言ってられない状態だったので、絶対にWebデザイナーになって取り返してやる!と意気込んで、減り続ける通帳の残高をみながらポチりました。(当時ニートだったので。)

初めて0から作った自分のサイトが完成

メンターに相談しながらサーバーやドメイン、IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを1ヶ月一通り学び、ついにサイトが完成しました!!

このとき普通にサイトを作ったら採用されないような気がしていて、2つのポイントを意識しました。

  1. 自分の作りたいサイトではなく、誰かに依頼されたサイトを作ること
  2. 少額でも良いから料金が発生しているサイトを作ること

です。理由としては、以下の2点です。

  1. Web制作では必ずクライアントがいて、業務は思ったようにいかないという業界あるあるを身をもって認識するため
  2. 料金が発生することによって、フリーで実務としてサイトを作ったと主張できるため

ここを意識しておくと、採用の可能性がグンと上がるような気がしてます。

せっかく大金を払って受講したのでただ作って終わりではなく、少しでも自分にとって得な受け方はないかと探し続けた結果でした。ちなみにそのサイトは3万円ほどで制作したので、実質3万円引きでスクールに通えたことになりますね。

スクールは通わなくてもWebデザイナーにはなれるとは思いますが、お金に余裕があって自分で調べながら勉強するのが苦手な方はいいかもしれません。ググり方から教えてくれます。

余談ですが、僕のメンターはあのWebクリエイターボックスのMANAさんでした。当時から知っていたのでかなりテンションが上がったのを覚えています。もしかしたらメンターさんによって当たりはずれあるかもしれませんが、僕は受講してよかったです。

4.紙のポートフォリオを作った

この頃からポートフォリオという言葉を目にするようになります。ポートフォリオとは、手っ取り早く説明すると自分の作品集です。

僕の実績はWebサイト一つだけだったので心細くなりました。でも当時からイベントのフライヤーのデザインとかをやっていたので、それに合わせて紙のポートフォリオだけでも作ろうと思いました。

もうとりあえずIllustratorとPhotoshopの基本操作はできますよアピールみたいのをしたかったので、紙のデザインの実績以外にバナーやサイトの模写、オリジナルロゴの作成などしていました。

バナーだと一つ15分くらいでできるのでページを埋めるにはもってこいです。

本当は模写ってあんまり印象よくないんですが、無いよりはあったほうがいいです。僕は大体10ページくらいでまとめてファイルに閉じて面接に持って行ったり、会社に郵送したりしてました。

注意したい点が

  • 模写のサイトやバナーはちゃんと模写と記載
  • 制作時間を記載
  • オリジナルのデザインの場合、なぜこのデザインなのかなど詳しく記載

あたりですね。模写の場合は模写だと必ず記載しましょう。あたかも自分が作ったように持って行っても、面接で突っ込まれたときにバレます。

制作時間については、思った以上にスピードを求めている企業が多かったので目安として記載した方が良いです。デザインの詳細記載も同じで、なぜこの色なのか、なぜこのレイアウトなのかなど根拠が書いてあると印象が良いです。

別に紙ではなくてWebデザイナーならWebポートフォリオを作るのが良いですが、そのときはまず仕事につくが優先でした。時間がある方はWebで0から作った方が良いです。

企業の人は選考のとき「なんだ未経験かー。」みたいな反応で、はっきり言って作品のクオリティやスピードなんて全然期待してません。

でもそこは逆に「どうせ未経験ですけど?」くらいで考えていれば怖いものは何もないです。未経験なんだから失うものなんて最初から何も無いじゃ無いですか。大事なのは自分で作る気があるのか無いのかです。自信を持って作りましょう。変なプライドは行動の邪魔になります。

5.面接までたどり着くようになる

一つサイトを作ったことで書類審査が通る確率がかなり高くなりました。でも未経験の壁はでかいです。面接までは行くもののなかなか採用までたどり着けません。

僕は当時ダンスも忙しかったので週三回のアルバイトに絞って求人を探していました。正社員じゃ駄目なの?みたいなことを面接で聞かれたのですが、そこは引けなかったので「はい」と答えていました…。

今思えば正社員なら採用の可能性があった企業さんもあったかもしれません。フルタイムで働いて欲しい会社や、週3勤務で良いという会社もあるので企業との相性も大きいと思います。

他にやることがなくとにかく早く就職したいって方は働き方とか内容とか考えないでとにかく現場で実務を積みましょう。勤務しつつ独学でスキルを身につけて、また転職すれば良いです。

僕は主に、

  • インディードなどの求人サイト
  • ハローワーク
  • 企業のWebサイトから直接応募

の方法で会社を探していました。関東とかなら求人もいっぱいあったかもですが、新潟はそもそもの求人の数が少なかったのでまず求人を探すのに苦労しました。都会にお住いの方なら派遣会社に登録しておいた方が良いかもしれません。

面接時の服装についてはこちらの記事で書いています。

デザイン会社でWeb系エンジニアとして採用

苦労のかいがあってデザイン会社でエンジニアとして採用されました。Webデザイナーという名前での採用ではなかったのですが、WebエンジニアもWebサイトを作るうえで必須。しかもデザインに強い会社だったので、デザインの勉強もできると思いました。

しかもびっくりしたのが、面接の次の日には採用が決まって、そのさらに次の日には会社に出勤してました。面接後普通に1ヶ月くらい待たされる会社もあったのでこれは嬉しかったです。このスピード感にも魅かれました。

後々で上司に聞いた話ですが、この人と一緒に仕事をしてるのをイメージできるかという点も重要だったみたいです。あと面接での印象がとても良かったらしいです。

未経験でのWeb業界への転職は、人柄、キャラも重視されます。

スキルも大事だけど会社の雰囲気を壊すような人を会社にはいれないでしょう。だから自分の強み、弱みを正直に話せるというのも大事だと思います。制作会社に入るとコミュニケーション能力が必須です。

この会社で2年ほど勤務しました。現在は退職してますが、優しい上司に囲まれながらキャリアを積むことができました。他の会社との繋がりなども増え、とても感謝しています。

未経験でもWebデザイナーに転職できる

このように失敗や試行錯誤を繰り返し、今に至ります。

Web業界に転職するには才能やセンスよりも継続する努力、そしてやはり人柄が大事なんだなと感じています。この記事を読んで、誰かがWeb業界に転職することができたならとても嬉しいです。

最初は誰でも未経験です。

やりたいという気持ちと行動があれば誰でも転職はできると思っています。しかしここがスタート地点にもなってるかもしれません。制作会社で働き出すとわからないことも沢山あり、スキルが追いつかず辞めてしまう人も大勢います。

だから働き始めてからどういうキャリアを積むかは別問題かな思います。

本当にデザインだけを突き詰める人もいれば、コーディングも自分でやるデザイナーもいます。さらにコーディングを突き詰めてフロントエンドエンジニアになる人もいます。ここからは努力+センスも必要になってくるのかなと感じています。

人が言うプロフェッショナルってやつですね。

どんなに努力しても根本的に苦手なことはどうしてもあります。自分はどこに行きたいのか、見つめ直す時間もスキルアップと同様に大切です。

まずは自分が好きかもなーと思う方向に行けば間違いないと思います。

長くなりましたが、この情報を必要としている人にどうか届きますように。